投稿日:2024.10.29
Google広告の検索広告を作成・運用する流れは以下の通りです。
1. キャンペーンの作成
Google広告にログイン後、ダッシュボードの「キャンペーン」から「新しいキャンペーンを作成」を選択します。検索広告キャンペーンを作成する際には、次の点に注意します。
- キャンペーンの目的設定: 「販売」「リード」「ウェブサイトトラフィック」など、ビジネスゴールに応じた目的を選択します。
- キャンペーンタイプの選択: 「検索」を選択し、検索広告キャンペーンを設定します。
- キャンペーン名: 自分がわかりやすいようにキャンペーン名を設定します。
2. キャンペーン設定
次に、キャンペーンの配信設定を行います。
- 配信地域: 広告を表示したい国や地域を指定します。特定エリアでの配信が必要な場合は、地域ターゲティングを細かく設定します。
- 言語: ターゲットとする言語を設定します。
- 入札戦略: 「クリック数を最大化」や「コンバージョンの最大化」など、目的に応じて入札戦略を選びます。初心者は、Googleが自動で入札額を調整する「スマート入札」を利用すると良いでしょう。
- 予算設定: 1日の予算を設定します。
3. 広告グループの作成
キャンペーンの中に「広告グループ」を設定し、キーワードごとに広告を分類します。広告グループは、特定のキーワードに対して広告をまとめて管理する単位です。
- 広告グループ名: キーワードや製品カテゴリに合わせた名称にします。
- キーワード設定: 広告を表示させたいキーワードを入力します。キーワードのマッチタイプ(完全一致、フレーズ一致、部分一致)も考慮して設定すると、より精度の高いターゲティングが可能です。
4. 広告の作成
次に、広告グループ内に具体的な広告を作成します。
- 広告見出し: 検索結果に表示されるタイトル部分です。ユーザーが興味を引きやすいキャッチコピーを設定します。
- 広告文: 商品やサービスの特徴を簡潔に伝える説明文です。
- 表示URLと最終ページURL: 検索結果に表示されるURL(表示URL)と、ユーザーがクリックすると遷移する実際のページURL(最終ページURL)を設定します。
5. 広告のレビューと公開
すべての設定が完了したら、広告内容を確認し、問題がなければ「公開」をクリックして広告を配信開始します。広告の承認には通常24時間程度かかります。
6. パフォーマンスのモニタリングと改善
広告配信が開始したら、ダッシュボードで「クリック率(CTR)」「コンバージョン数」「インプレッション」などの指標を確認し、効果の測定と改善を行います。必要に応じて、キーワードや広告文、入札額の調整などを行い、より良いパフォーマンスを目指します。
この一連の流れで、Google検索広告のキャンペーンが設定・運用されます。