CSS変数(カスタムプロパティ)は、Web開発を効率化する強力なツールです。以下に具体的な活用例を紹介します。
1. テーマの切り替え
サイト全体のテーマカラーやデザインを簡単に変更できます。
cssコードをコピーする:root {
--bg-color: #ffffff;
--text-color: #000000;
}
.dark-theme {
--bg-color: #000000;
--text-color: #ffffff;
}
body {
background-color: var(--bg-color);
color: var(--text-color);
}
使い方: JavaScriptでクラスを切り替えるだけで、ダークモードやカラーテーマが適用できます。
2. レスポンシブデザイン
ブレイクポイントごとに変数を変更することで、一貫性を保ちながら調整が可能です。
cssコードをコピーする:root {
--font-size: 16px;
}
@media (max-width: 600px) {
:root {
--font-size: 14px;
}
}
p {
font-size: var(--font-size);
}
メリット: 変更箇所が少なくなり、保守性が向上します。
3. 再利用可能なグラデーションやアニメーション
変数を使うことで、複雑なスタイルを簡潔に記述できます。
cssコードをコピーする:root {
--gradient: linear-gradient(45deg, #ffcc00, #ff6666);
--animation: 0.5s ease-in-out;
}
.button {
background: var(--gradient);
transition: background-color var(--animation);
}
4. JavaScriptとの連携
リアルタイムでスタイルを変更できます。
javascriptコードをコピーするdocument.documentElement.style.setProperty('--main-color', '#3498db');
実例: ボタンを押すとカラーやフォントサイズを動的に変更するインタラクティブなUIが実現できます。
5. SVGやグラフィックへの応用
CSS変数はSVGの中でも活用可能です。
cssコードをコピーする:root {
--svg-fill: #1da1f2;
}
svg {
fill: var(--svg-fill);
}
まとめ
CSS変数を活用すれば、テーマ切り替え、レスポンシブ対応、スタイルの効率化が簡単に。保守性と拡張性が格段に向上します!