Google Workspace(旧 G Suite)は、ビジネスの規模やニーズに応じた複数の料金プランを提供しています。それぞれのプランの違いや選び方を詳しく解説します。
Google Workspaceの料金プラン一覧
プラン名 | 料金(月額/1ユーザー) | 主な特徴 |
---|---|---|
Business Starter | ¥680~1,000 | 基本機能を網羅。小規模ビジネスや個人事業主に最適。 |
Business Standard | ¥1,360~2,040 | ビジネス向け追加機能。中小企業に人気。 |
Business Plus | ¥2,040~2,720 | セキュリティや管理機能が強化。 |
Enterprise | カスタム料金 | 大規模企業向け。高度なセキュリティやカスタマイズが可能。 |
※料金は地域や契約条件によって異なる場合があります。
プランごとの主な違い
- ストレージ容量
- Business Starter:1ユーザーあたり30GB
- Business Standard:1ユーザーあたり2TB
- Business Plus:1ユーザーあたり5TB
- Enterprise:カスタム設定(無制限も可能)
- ビデオ会議機能
- Business Starter:最大100人参加
- Business Standard:最大150人参加、録画機能あり
- Business Plus:最大500人参加、録画機能あり
- Enterprise:高度な会議管理機能、ノイズキャンセリング
- セキュリティと管理機能
- Business Starter/Standard:基本的な管理ツール
- Business Plus:高度なデバイス管理、セキュリティセンターの利用
- Enterprise:データリージョンの選択、S/MIME暗号化、DLP(データ損失防止)
- サポートのレベル
- Business Starter/Standard:標準サポート
- Business Plus/Enterprise:優先サポート、24時間対応可能
自社に最適なプランの選び方
- ビジネス規模と利用人数
- 小規模ビジネスや個人:Business Starter
- 中規模のチームや部門:Business Standard
- 社員数が増加している成長企業:Business Plus
- グローバル規模の企業:Enterprise
- 必要なストレージ容量
- ドキュメントの共有や小規模なファイル管理ならStarterで十分。
- 動画や大容量ファイルを頻繁に扱う場合はStandard以上が推奨。
- リモートワークの有無
- リモートワークを推進している場合、Standard以上の会議機能(録画や大人数参加)が役立つ。
- セキュリティ要件
- セキュリティ規制が厳しい業界や、大量の顧客データを扱う場合はPlus以上を選ぶ。
- 予算
- 無駄を省き、最小限の機能でコストを抑えたいならStarter。
- 将来的な拡張や高機能を考えるならStandard以上。
活用例
- 小規模スタートアップの場合
初期コストを抑えるため、まずはBusiness Starterを利用し、必要に応じてプランをアップグレード。 - 中規模のEコマース企業の場合
商品画像や動画の共有が頻繁にあるため、ストレージが豊富なBusiness Standardが最適。 - グローバル展開している企業の場合
セキュリティ要件が高く、データ管理が重要なので、カスタム対応可能なEnterpriseを選択。
まとめ
Google Workspaceの各プランは、それぞれ異なるニーズに応える設計になっています。会社の規模、業務内容、予算を考慮しながら最適なプランを選択することが重要です。特に初めて導入する場合、Business Standardが多機能かつコストパフォーマンスが高いためおすすめです。
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