【初心者向け】Googleフォントの導入方法とサイト設定の完全ガイド!

【初心者向け】Googleフォントの導入方法とサイト設定の完全ガイド!

Webサイトのデザインにおいてフォント選びは非常に重要です。
Google Fonts(グーグルフォント)は無料で使えて、SEOや表示速度にも優れたWebフォントとして、多くのサイトで活用されています。

本記事では、Google Fontsの基本から、サイトへの導入方法、CSSの設定、WordPressの利用法、パフォーマンス改善のポイントまで詳しく解説します!


1. Googleフォントとは?

📌 Google Fontsの特徴

無料で使用可能(商用利用OK)
豊富なフォント種類(1,500種類以上)
多言語対応(Notoフォントは日本語も可)
軽量でWeb最適化されており、SEOにも有利
簡単にWebサイトに組み込める(HTML & CSS)

📌 代表的なGoogleフォント(おすすめ)

🔹 日本語対応フォント

  • Noto Sans JP(視認性が高く、シンプルで使いやすい)
  • M PLUS Rounded 1c(柔らかい印象のデザイン向け)
  • Zen Kaku Gothic(バランスの良いゴシック体)

🔹 欧文フォント

  • Roboto(モダンなデザインに最適)
  • Merriweather(上品でクラシックな雰囲気)
  • Lobster(特徴的な筆記体でインパクト◎)

2. Googleフォントの導入方法

Google FontsのフォントをWebサイトに導入する方法は、以下の3つがあります。

  1. CDN(Googleのサーバー経由で読み込む)最も簡単でおすすめ!
  2. CSS @import を使う
  3. フォントをダウンロードして自前でホスティングする

方法① CDNを使う(最も簡単!)

  1. Google Fontsのサイト(https://fonts.google.com)にアクセス
  2. 使いたいフォントを選択
  3. 「Embed」タブで <link> タグをコピー
  4. HTMLの <head> 内に貼り付ける

✅ 例:Noto Sans JPを読み込む

<head>
<link rel="preconnect" href="https://fonts.googleapis.com">
<link rel="preconnect" href="https://fonts.gstatic.com" crossorigin>
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">
</head>
  1. CSSでフォントを適用する
body {
font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;
}

👉 この方法のメリット

  • 最も手軽に導入できる
  • Googleのサーバー経由で高速に読み込まれる
  • 自動で最適化されるので、ページ速度を落としにくい

方法② @import を使う(CDNとほぼ同じだが推奨されない)

HTMLの <head> ではなく、CSSファイル内で読み込む方法です。

@import url('https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap');

body {
font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;
}

🚨 注意
@import を使うとCSSの読み込みが遅くなるため、CDN方式の方が推奨されます。


方法③ フォントをダウンロードして自前でホスティング

Google Fontsのフォントファイルをダウンロードし、サーバーにアップロードして使う方法です。

✅ 手順

  1. Google Webfonts Helper でフォントをダウンロード
  2. フォントファイル(.woff, .woff2)をサーバーにアップロード
  3. CSSでフォントを適用

✅ 例:自前ホスティング

@font-face {
font-family: 'Noto Sans JP';
src: url('/fonts/NotoSansJP-Regular.woff2') format('woff2'),
url('/fonts/NotoSansJP-Regular.woff') format('woff');
font-weight: normal;
font-style: normal;
}

body {
font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;
}

👉 この方法のメリット

  • サイトの読み込み速度を自分で管理できる
  • Googleのサーバーに依存しない

🚨 デメリット

  • 手動でファイルを管理する必要がある
  • CDNよりも初回読み込みが遅くなる可能性

👉 SEO対策と利便性を考えると、通常はCDN方式がおすすめ!


3. WordPressでGoogleフォントを使う方法

WordPressでGoogleフォントを利用する方法は2つあります。

方法① テーマの functions.php に追加(推奨)

function add_google_fonts() {
echo '<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">';
}
add_action('wp_head', 'add_google_fonts');

👉 メリット:テーマの変更時も影響が少なく、管理しやすい!

方法② プラグインを使う(初心者向け)

🔹 おすすめプラグイン

  • Easy Google Fonts(設定画面で簡単に変更可能)
  • OMGF | Host Google Fonts Locally(フォントをローカルに保存してパフォーマンス向上)

4. ページ速度を落とさないための最適化

display=swap を必ず使う

フォントの読み込み時に「フォールバックフォント(代替フォント)」をすぐ表示するため、ページ速度を改善できます。

<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP&display=swap" rel="stylesheet">

✅ 不要なフォントを削減

フォントのスタイル(太さや斜体など)を最小限にすると、読み込み時間が短縮されます。

<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">

(すべてのウェイトを読み込むのではなく、400と700だけにする)


5. まとめ:最適なGoogleフォント導入方法

手軽に使うならCDN(<link><head> に追加)
速度を重視するなら不要なフォントウェイトを削る
WordPressなら functions.php に追加 or プラグインを活用
デザインにこだわるなら @font-face で自前ホスティング

Google Fontsを上手に活用し、サイトのデザインをより魅力的にしましょう! 🎨✨