WordPressで階層的なパンくずリストを作る方法と設定のコツ

WordPressで階層的なパンくずリストを作る方法と設定のコツ

プラグインや手動で作成する方法において、小カテゴリー(サブカテゴリー)もパンくずリストに表示させることができます。ただし、そのためには設定やコードを少し調整する必要があります。

1. Yoast SEOの場合

Yoast SEOは、デフォルトで親カテゴリーやサブカテゴリーもパンくずリストに表示します。ただし、サブカテゴリーまで含めて表示するには、カテゴリー階層を維持する設定が必要です。

サブカテゴリーを含める設定:

  1. Yoast SEOの設定に移動します。
    • 「SEO」>「検索の外観」>「コンテンツタイプ」タブで、「カテゴリー」に関する設定を確認します。
  2. パンくずリストに「親カテゴリー」や「サブカテゴリー」を含めるオプションがある場合、それを有効にします。

Yoast SEOが正しく設定されていれば、サブカテゴリーまで自動的にパンくずリストに表示されます。

2. Breadcrumb NavXTの場合

Breadcrumb NavXTは、サブカテゴリーまで表示する設定が可能です。このプラグインは、階層構造に基づいてカテゴリーの親子関係を表示します。

サブカテゴリーを含める設定:

  1. Breadcrumb NavXTの設定に移動します。
    • 「設定」>「Breadcrumb NavXT」から、パンくずリストの階層設定を確認します。
  2. サブカテゴリーを表示する設定が有効になっていることを確認します。

この設定を行うと、サブカテゴリーや親カテゴリーもパンくずリストに正しく表示されます。

3. 手動でカスタムコードを作成する場合

もし手動でパンくずリストをカスタマイズする場合、サブカテゴリーを表示するコードを追加することができます。例えば、以下のようにカテゴリーの階層を確認して表示するように調整できます。

function custom_breadcrumbs() {
echo '<a href="' . home_url() . '">Home</a>';

if (is_category() || is_single()) {
echo ' > ';
$categories = get_the_category();
if ($categories) {
// カテゴリーの親とサブカテゴリーを表示
$category = $categories[0];
echo get_category_parents($category->term_id, true, ' > ');
}
if (is_single()) {
echo ' > ';
the_title();
}
} elseif (is_page()) {
echo ' > ';
the_title();
}
}

このコードは、親カテゴリーとサブカテゴリーをパンくずリストに表示します。

結論

プラグインを使用すれば、サブカテゴリーが自動的に表示されることが多いですが、手動でコードを作成する場合は、カテゴリー階層を意識したカスタマイズが必要です。