JavaScriptを学び始めると、「関数」という言葉をよく耳にします。 関数はプログラムをスッキリまとめ、繰り返し使える便利な機能です。 この記事では、初心者にもわかりやすく関数の基本を解説します。
1. 関数とは?
関数とは、特定の処理をひとまとめにして、必要なときに呼び出せる機能 です。
例えば、料理のレシピを考えてみてください。 「カレーを作る」という一連の手順をレシピとしてまとめると、 次からはそのレシピ通りに作るだけで、簡単にカレーを作ることができます。
プログラムでも、同じ処理を何度も書かずに済む ように関数を使います。
2. JavaScriptの関数の基本構文
関数を作る(定義する)ときは、以下のように書きます。
function 関数名(引数) {
// 実行する処理
return 戻り値;
}
例:2つの数を足し算する関数
function add(a, b) {
return a + b;
}
この関数は、a
と b
という 引数(ひきすう) を受け取り、 その合計を return
で返します。
関数を使う(呼び出す)方法
let result = add(3, 5);
console.log(result); // 8 が表示される
add(3, 5)
を実行すると、3 + 5 の計算結果 8
が result
に代入されます。
3. 関数の種類
JavaScriptにはいくつかの関数の書き方があります。
① 通常の関数(function 文)
function greet(name) {
return "こんにちは、" + name + "さん!";
}
console.log(greet("太郎")); // こんにちは、太郎さん!
② 関数式(無名関数)
関数を 変数に代入 する書き方です。
const greet = function(name) {
return "こんにちは、" + name + "さん!";
};
console.log(greet("花子"));
③ アロー関数(ES6以降)
const greet = (name) => {
return "こんにちは、" + name + "さん!";
};
アロー関数は短く書けるので、最近のJavaScriptではよく使われます。
さらに短縮形も可能です(処理が1行なら {}
と return
を省略できる)。
const greet = name => "こんにちは、" + name + "さん!";
console.log(greet("次郎"));
4. return
の役割
return
は、関数の結果を返す ために使います。
function multiply(x, y) {
return x * y;
}
let answer = multiply(4, 5);
console.log(answer); // 20
return
がないと、関数の結果を受け取ることができません。
function multiply(x, y) {
console.log(x * y);
}
let result = multiply(4, 5);
console.log(result); // undefined(何も返さないため)
5. 引数なしの関数
引数がなくても、関数を作ることができます。
function sayHello() {
return "こんにちは!";
}
console.log(sayHello()); // こんにちは!
6. まとめ
✅ 関数は処理をまとめて、何度でも使えるようにする機能
✅ function 関数名(引数) { 処理 }
で定義する
✅ return
で計算結果を返す(省略すると undefined
)
✅ アロー関数(=>
)を使うと短く書ける
関数を使いこなすことで、コードがシンプルで分かりやすくなります。 ぜひ、色々な関数を作って試してみてください!