CSS変数 (Custom Properties) は、スタイルを効率的に管理し、メンテナンス性を向上させる強力なツールです!今回は、Twitter風にその基本から応用までを簡単に解説します。
1. CSS変数とは?
CSS変数は、スタイルの一貫性を保つために使える再利用可能な値です。JavaScriptの変数に似た概念で、デザインを柔軟に管理できます。
cssコードをコピーする:root {
--main-color: #1DA1F2; /* Twitterのブランドカラー */
--text-color: #14171A;
}
👉 --main-color
や --text-color
が変数です。
2. 使い方
変数は var()
を使って呼び出します。
cssコードをコピーするbody {
background-color: var(--main-color); /* 背景色を変数で指定 */
color: var(--text-color); /* テキストの色を変数で指定 */
}
3. 利用のメリット
- 一貫性: 1か所で色やサイズを変更すれば、全体に反映されます。
- 簡単なテーマ切り替え: ダークモードやテーマカラーの変更が容易に。
4. 実用例:ダークモード対応
ダークモードをCSS変数で簡単に実装する方法を紹介!
cssコードをコピーする:root {
--bg-color: #ffffff;
--text-color: #14171A;
}
body {
background-color: var(--bg-color);
color: var(--text-color);
}
@media (prefers-color-scheme: dark) {
:root {
--bg-color: #14171A;
--text-color: #ffffff;
}
}
📱 ダークモードの切り替えがスムーズに!
5. 便利テク:フォールバック値
変数が未定義の場合、フォールバック値を設定できます。
cssコードをコピーするp {
color: var(--secondary-color, #657786); /* 変数が未定義ならグレーを適用 */
}
6. 動的な変更 (JavaScript連携)
JavaScriptでCSS変数を操作することで、インタラクティブなデザインが可能です。
javascriptコードをコピーするdocument.documentElement.style.setProperty('--main-color', '#FF4500'); // 色を変更
7. 注意点
- ブラウザ対応: IEでは使えないため、ポリフィルが必要な場合があります。
- スコープの範囲: CSS変数は宣言したセレクタ内でのみ有効です。
:root
で定義すると全体で使用可能。